映画"卒業の朝"を見た

(以下ネタばれあると思います。お気をつけてお読みください。)
いわゆる教師物で、教え子のその後の立派な姿で感動させてくれることは結構多いと思うけれど、これは少し毛色が違っていて、また面白い気がします。
とりあえず、レビューサイトのこの映画のページをリンクします。
卒業の朝(みんなのシネマレビュー)
私は最後の先生の"4番目の生徒"への告白の部分でドーっと涙が。
ひいきにした人ではなくそうではない人に癒されることってありますよね!
ただ、私は・・・あの御曹司の点をちょっとだけあげてしまった先生、責める気にはなれません。
("4番目の人"には本当に申し訳ないのですが。)
今、この子を盛りたててあげれば、もしかしたら彼が勉学に励むよい機会になるかもしれない、というそういう思いって、先生だったら持つものだと思う。だから・・・あれは仕方なかったと・・・。でも、普通だったら、そこまでしてくれた、という熱い思いが伝わって、生徒はがんばるものだと思うけれど、このストーリーはそうじゃなかった・・・。まぁ・・・報われないこともある・・・。(けど、同時にこの映画は報われないことは一部であって、ほかの大部分においては、報われるのですよ、ということを最後の方で示してくれているけれど。)
しかし・・・ああいう人が政治家になると思うと・・・っつうか、ああいう例を見てしまうと、政治家っていうのがなんだか皆、ああなのかな、と思えてしまって悲しいですね。
しかし、自分の(ズルによる)ええかっこしいを見せるために、あそこまで人集めて盛大にやる?!って思ってしまったのは私だけでしょうか。政治家っていうのは、あそこまで見栄張っても人に注目されないとならないものなのでしょうか・・・。