プレミア(先発布陣・画像リンク) / "火垂るの墓" / のりピー関連

マンチェスター・ユナイテッド×バーミンガム・シティ(予想)スターティングフォーメーションなど(yahoo UK)
オーウェンはとりあえずベンチスタートなんですかね。
(あれ、あと、パク・チソンは??)
チェルシー2-1ハル・シティ(yahoo UK)
チェルシー最新画像集(daylife)
ブラックバーン0-2マンチェスター・シティ(yahoo UK)
アデバヨール、リーグ戦でまずは1点!
(うーん、テベスはシティでも途中出場か・・・。そのうちスタメンできるでしょうか?)
アデバヨール最新画像集(daylife)
エバートン×アーセナル(yahoo UK)
(あれ、ベントナーを中盤で使ってる??)

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一昨日日テレで放送されていた映画"火垂るの墓"の録画を見た。
映画も本もたいがい一度だけ、というタイプなのですが、家族と見てみたい、という気がして、めずらしく"2度目"(あくまで2度目です。何度も見ているというわけではありません。)見てみました。
いちおうレビューをリンクしておきます。
火垂るの墓(みんなのシネマレビュー)
1度目に見たときは話のすじを知らなかったので、最後の方にのみ泣いたが、2度目は結末を知っているので、最初から結局最後までずっと泣いてしまっている状態。(T_T)
(1度目にもやはり地上波で見た気がしますが、最後ってあんな終わり方でしたっけ?今回最後の方カットしてないですかね?ただ私の勘違いかもしれません。)
やっぱりなんといっても、妹のあの無邪気な声を聞くたびに切なくて涙々。
おかっぱ頭の妹が親戚の女の子に似ている気もして、さらに涙腺がゆるむ。
(前に松嶋菜々子主演だったかな?のテレビドラマがあったような気がしますが、記憶力がいまひとつで、ごめんなさい、なんか、松嶋さんが、なんだかいじわるなおばさん役やっているドラマがあったなぁ、程度しか覚えてません。)
レビューサイトを最初に見て、意外と点数が高くないことに、まず驚いた。
中身を見たら、なかなか手厳しい評価・意見もあったりして、意外と好き嫌いのある映画なのかな、と。
(ちなみにためしに一緒に見てみたまだ年若い家族は"ピンとこない"という感想で、ちょっと残念な結果でした。)
上のレビューを見ると、人によっては"不幸をたたみかけていくような"みたいな評価をしている方もいらっしゃいますね。
この映画に関しては私はそういう風には感じなかったです。(自分から不幸に向かっているのではなく、"やむをえず"そうなってしまった、というようにこの映画の場合、私にはとらえられたから。)
ちなみに私は"ダンサー・イン・ザ・ダーク"という映画がダメで、それに比べれば、不幸の上塗り感は少ないと思いますが、この"火垂るの墓"で不幸の上塗りというなら、"ダンサー・イン・ザ・ダーク"なんて、どうなっちゃうんだろう、なんて思ってしまいます。
上のレビューにもありますが、これはあくまで"小説"で実際の野坂昭如さんの妹さんへの思いとは違っているようですが、でも、こんなお兄ちゃんもいるかもしれないよね、というところで、泣けるわけです。
今回映画を見た限りでは、年齢がよくわからなかったけれど、説明を読むと、14歳と4歳の兄妹、とのこと。
14歳で・・・よく頑張った、と思うよ・・・。(T_T)
一方、あの冷たくあたっていたおばさんをそれほどに責める気にもなれない。
松嶋さんもそんな風に演じていたような気がするけれど、"現実""生きていく"ということを考えるとしかたないのかなぁ、と。たしかに言い方が多少キツい感じするけれど、もはや"言い方"の問題ではなく、お米をいかに分けるか、というのを考えると、"自分の家族で精いっぱい"っていうのは・・・あるだろうな・・・と。
数回見ていく度に"生きられる方法があったのでは"と思える、というような意見もあるようですね。
私は2度目なので、今のところ、そういう側面ではあまり考えませんでした。
14歳の考える生き方としては、ちょっと無謀な自立だった、あるいはもう少しおばさん家族に気を使うことも必要だったのかもしれないな、とは思いますが、それもこれも14歳としては"精一杯"だったのかな、と。でも、(今のところの私の感想としては)お兄ちゃん、よく頑張ったよ、って言ってあげたい・・・。
(ただ、戦争も間もなく終わる頃だったようなので、もう少しあの家で我慢すれば・・・というのはあるけれど、いつ終わるかなんて、わからなかっただろうし・・・。)
総括的に言えば、"必死に守ろうとする姿"、"どんどん孤独になっていく中で、とうとう守るべき生きる糧さえも失ってしまう"、そういったところが一番泣けたのかな、と。


ということで、小説"火垂るの墓"を読んでみた・・・。
これは・・・読んだ方がいい・・・。(好みがあるかもしれません。上のアニメ映画が好きだったとしても、もしかしたら好みがわかれるかも。)さらに"号泣"に近い感じ。
映画と小説のどちらがいい、というものではなく、両方鑑賞した方がたぶんいい。
たぶん、小説だけだとあのアニメほどのイメージは作れなかったと思う。
(特に・・・妹さん。アニメ映画の妹さんは、ほんとーーーにかわいらしく、あのイメージで本を読み進められたのは、自分にとってはよかった。)
驚いたのは、小説は短編でわずか30ページ。映画はずいぶん伸ばしたのだなぁ、と。
だから両方鑑賞するのがよい、と。小説だけだとあっという間に終わってしまうけれど、映画のおかげで、なにか長編を読んだような感じがしている。映画と小説、互いが互いを補って、さらに味わいを増している。
ただ、私の解釈かもしれないけれど、映画だと(お兄さんが妹を)"目に入れても痛くない"ほどにいとおしい、という風に感じられたけれど、小説を読むと、多少はちょっと"やっかい"と思ってた部分があったのかな、という気もしている。
(ただ、それは"すごくやっかい"という類ではなく、ほんの少しだけ、という感じだと思う。
だって・・・彼女がいなければ、本当に"天涯孤独"になってしまうのだから。)
そして、これも小説であらためてわかったことだけれど、彼らにスポットをあてて書かれたストーリーであるけれど、彼らは one (two) of them に過ぎない、のかな、と。
私たちはこの兄妹のストーリーに泣かされるけれど、ほかにたくさんのこの手のストーリーが存在する・・・ということなのだろうか。

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芸能人、別荘付近で目撃
こちら(google)から。


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