薬師如来像リンク / 映画"禅 ZEN"を見た

心や体に問題をかかえている方でもし仏教に抵抗がないようでしたら、こちらを(合掌の上)ご覧になってみてください。
心と体の健康を守る薬師如来さま(新薬師寺)
(私は合掌ののち、少なくとも1日10分間、こちらの如来様と向き合わせていただくことにしました。)


昨日ご紹介しました、映画"禅"をさっそく今日見に行きました。
(以下ネタバレがあるかもしれません。未見の方はお気をつけてお読みください。)
映画の質としては・・・CGさえなければ・・・という感じでした。
この映画のいい悪いといったことについてはここでは横においておきます。
ただ、私にとっては、ある重要なテーマをつきつけられた、という意味で見させていただいたことはたいへん意義深いことだったと思います。
"そうする"だけで、人間の精神的なことは解決されるだろうか?ということです。
たとえば、時頼は(少なくともこの映画の中では)気が狂っていた、と見られます。
精神を病んでいる人にあのようなやり方でよいのだろうか、と。
まずは、心(人によったら体)を治すのが先決ではないか、と。
特に、精神を病んでいる方に対して、あのように自分の命を投げ出そうとするのは(失礼ながら)馬鹿げている、と、私には思えます。
(まぁ、結果オーライだったわけなのかもしれませんが・・・あのやり方は、精神を病んでいる方に対する方法として、あまりふさわしいように思えません。)
(追記:すみません、後で考え直しました。
つまり・・・道元様レベルだと、その時、彼の精神をさえも癒せる仏様になっていたのかもしれません。
なので、あの方は自信がおありになったのでしょうか。
だからあのようなことができたのかもしれません。)
また、同じく昨日ご紹介させていただきました松岡正剛さんの本も、あわせて読んでおり、(特に仏教のところが)参考になり、この映画と考え合わせた結果、おかげさまで上記の薬師如来様に至ることができました。