サッカーブログ紹介 / ”戦火の勇気”を見ての違和感

興味深いサッカーブログがあったのでご紹介します。(もしかして、もう皆様ご存知かもしれませんが。)
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今日、"戦火の勇気"という映画を見た。(めずらしく2度目。)
(以下、ネタばれあるかもしれないので、ネタばれを読みたくない方は
読まないでください。)
たしか、1回目見たときはラストの真実のシーンを見て泣いたと思うんだよね。
で、今回は、ちょっと流し見で、途中飛ばして見ちゃったりしたせいで
感情移入できなかったせいかもしれないけど、少なくとも"彼女のために"は泣けなかった・・・。
彼女、最後に一人になったとき、銃を撃ちまくって、かなり敵を殺してたと思う。
それは、もしかしたら、部下が安全に逃げられるために撃っていたのかもしれないし、
自分が殺されないように撃っていたのかもしれない。いずれにしろたしかかなり敵を殺していたと思う。それに彼女の"強さ"は感じた。
だけど彼女が敵を撃ち殺しまくっていることに、すごい違和感を感じた。
あれだけ必死に部下の命を守ろうとする人が
あんなにガンガン人を殺していいものだろうか?

私は自分の心を探ってみた。
あれが男だったら・・・
違和感を感じてないような気がする。(少なくとも今まで戦争映画に
女性兵士が登場するのはその映画以外見たことがないと思うし、
男性の出る戦争映画で違和感を感じたことはない。)

まだはっきりとはわからないが、つまり私は、あれだけ必死に部下の命を守ろうとしている"女性"(これは"女性"でなければならないのだと思う。)--つまり彼女は"優しい女性"なのだ(と、少なくとも私は考えてしまった)--が敵だからといって、あんなにガンガン人を撃ち殺しまくるのはおかしい、と感じたのだと思う。(もしかしたら彼女は単に責任感のみのために部下の命を守ろうとしたのかもしれないが。)

私は後になってから、涙が出てきたのだが、それは彼女がかわいそうだからでなく、(おそらく)彼女が複数の人を撃ち殺した空しさのために泣いたのだと思う。やっぱり女性兵士、というのは空しい気がする。もし敢えて女性が銃をとらなければいけないことがあるなら、子供や愛する一人の男性を守るため、というのがふさわしいような気がする。