男子フィギュアについて(Russian National Championship スケジュール等リンク)

フィギュアスケート全日本選手権男子ショートプログラムは、大ちゃん、トップ、ということで。
やっぱりあのプロはいいよね。
グランプリファイナルの時ほどには感じるものは少なかったかもしれないけれど、あのプロは何度見てもイイ。
今回は、フリー演技の練習に重点をおいたらしい。
そうだよね・・・。"EYE"が完璧な出来、という一方、"道"は・・・あのプロ難しくないかなぁ。のっけからの道化師的演出の部分とかも、な〜んか、大ちゃんの"芸風"と違うなぁ、なんて、余計なことを考えてしまったりして、全体的に、感じるものが少なかったりする。今回はよい出来であるとよいですね。
そして、小塚君・・・
このところ朝日新聞の夕刊で、"フィギュア王国愛知"っていう記事が連載されているんだけど、その中の小塚君関連の記事見て・・・うわぁ・・・これって"重い"やぁ・・・と。
彼のお父様がオリンピックに出たことがある、という話は聞いてはいた。
で、お祖父様がまた、スゴい人だということをその記事を読んで知った。
お祖父様は旧満州で20歳過ぎてカメラマンの仕事をしながら零下数十度の中池の氷の上で練習にのめりこみ、旧満州の大会で優勝したのだという猛者。その頃からの口癖が「息子や孫を"絶対に"フィギュアの選手にする」だったそうで。
こういってしまうと"すばらしい、非常に熱心なお祖父様"ととる方もいるかもしれないけれど、これっていうのは・・・そんな簡単なことじゃない。子供っていうのは・・・(特に現代は、かな?)大人の思い通りなんて、全然いかなかったりする。(このお祖父様を見習って、我が子を自分の思うように、なんて、皆が皆思ったら、たぶんたいへんなことになると思う。彼ら3代はうまくいったかもしれないけれど、皆真似してうまくいくものだと思わない方がいい。まぁ、ノセればまた別かもしれないけれど、話飛ぶけど、サッカーの遠藤選手のお父様だったと思うけど、息子に"Jリーグの人などがお前に注目しに見にきてる"とか伝えて、実はそれは大ウソだったそうなんなんだけれど、そうやって息子の気持ちをゆさぶっていた、とか、今朝どこかのテレビでやっているのを見て思わず大笑いしちゃったけど、そういう"努力"(?)があれば、また道も開けるのかな、っていう気もするけど。まぁ、世襲っていうのは伝統芸能の世界ではありますが・・・。ただ、スポーツだと、例えばダルビッシュのお父様はサッカー選手だったと聞いていますが彼が野球でこれだけ活躍していたりすると、やっぱり自分の選択というのもアリなのでは?と思ったりもする。)
で、このお祖父様、小塚君のお父様嗣彦さんが野球やりたかろうがスケート(まぁ、これは長期的な意味ではなく、その日野球をやりたいと思っても、それさえも許してもらえなかった、ということだと思いますが)、練習しなきゃ殴る、というようにスパルタ的、だったらしい。
で、こんな記事を読んでから小塚君の昨日の演技を見ると、今までと見る目が違ってきちゃった。
(今まで、小塚君の演技って、のびのびした印象が強かったんだけど、この記事読んでから、ちょっと自分の中の気持ちが変わってきちゃった感じ。)
なんか、背中に上2代の"思い"を背負っているような、そんな気がして。
彼の"あぁ、もう"という口の動きでさえ、そりゃ、そういう言葉も出したくなるかも・・・なんて、ね。
お祖父様、お父様のしてきたことは、彼にとってプレッシャーでもあり、そして愛情でもあり、ってところで、マイナスにもプラスにも働きうる。でも、やっぱり"サラブレッド"なわけだから、それはきっと利点に違いない。(^^)
織田君については、信長の影を感じる、ということはあまりないけれど、きっとご先祖様、見守ってくれているよね。(信長が草葉の陰でほくほく顔でバンクーバーに応援に行く準備をしている姿をなんだか想像しちゃったりもする。(^^))
海外では一方プル様がSP100点超えとかで。まぁ、やっぱりオリンピックで彼をさしおいて金をとるのは、容易じゃないことを想像させる。
(あ、でも、彼、12月中旬にひざの痛みがあったそうで・・・まぁ、それでもこの得点が出てしまうのはすごいけれど、今後・・・オリンピックに向けて、どうなんでしょうね。動向が気になります。)
Russian National Championship Rostelecom 2010 スケジュール・結果など
でも、頑張って、日本男子勢!
(今日は19:00〜全日本女子ショート、23:25〜男子フリーの放送があるそうで。
楽しみです♪)